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就活嫌いが自営業になった話

就活嫌いが自営業になった話

2021/07/30

こんにちは!店主のユカです。

 

きょうは私が自営業になるまでの話をしたいと思います。

どこかのだれかの参考になれば幸いです。。

参考になるかどうかさっぱりですが。

 

そもそも就活が嫌いだった

大学は心理学専攻だったのですが、向いてないな、と思い、そのあたりは断念。

人の悩みを解決する前に、自分の心が折れそうと思いました_(:3 」∠)_

 

そうなると「就活」がやってきます。

なぜか大学生になると「就活」が当たり前のようにやってきます。

「就職」だけがゴールじゃないんだけどね…。

 

周りが数多くいろんな企業に応募していく中、私はやる気が出ず。

 

そんなに入りたい企業ないし…

そもそも組織だと私の性格の都合上、心折れそう…

(当時は「双極性障がい」という認識をあまりしていなかった)

だからどこでもいいってわけでもないし…

 

正直、なんでみんなそんなに数をこなせるのか不思議でたまりませんでした。

たぶん私の完璧主義なせいもある。

とりあえず好きだった県外企業を1社受けました。

ネットで受けるSPIでボロボロでした…そもそもSPIをする意味が分からない。(超反抗的)

 

学生支援の就職センターみたいなところでは、「まだこれしか受けてないの?」と呆れられ。

逆になんでみんなポンポン受けるのさ!全部本当に行きたいの?と思ってました。

 

就活対策とかでは、企業にいい顔を見せるために自分を偽ることを教えることも多く。

相性を見るための面接じゃないのか…?とか思い。

とにかく「就活」が嫌いでした。スーツすら買ってない_(:3 」∠)_

 

 

 

とりあえず好きだったアパレル雑貨系の会社を受ける

将来的に雑貨屋を経営したい!と思っていたので

 

「数年がんばって、給与のいい正社員として雑貨屋に勤めて経験とお金を貯めて経営する」

 

と考えていました。

 

そんな中、ここで働けるなら!ワクワクできそう!というくらい好きな会社さんが見つかったので、履歴書を書いて、一次試験を受けに東京へ。

 

グループ試験で、ひとつの問題を議論してグループでの答えを出す、というものでした。

 

Q.宇宙船か何かで爆発寸前、だれを優先的に救出し、だれを犠牲にする?的な。

 

そんな残酷な…_(:3 」∠)_

 

そこで議論をすることに。

 

しかし私、ここで暴走する。

 

「誰一人犠牲にしたくない」

 

問題の解答を全否定しました/(^o^)\ 笑

誰一人犠牲にならないように!と。

 

グループであらゆるお話をし、なぜか私の意見が採用されました/(^o^)\ 

 

結果、落ちました\(^o^)/笑

 

同じグループだった方々が心配になりました。ゴメンナサイ。

 

そして衝撃的だったのが、この採用担当者さんのお話。

言葉をちゃんと覚えてないのですが、「多少嘘ついても入れればOK」的なことを言われたのです。

 

その中でプツンと何かが切れました。

 

会社、嫌いだな。

就活、無理。

私にはすべてが合わない。

 

 

バイトしてお金をためて、雑貨屋を開こう

仕方ないので雑貨屋を開くために、コツコツと経験とお金を貯めよう。バイトしよう。

正社員として組織にずっといるのは無理だ。

フットワークが軽いフリーターでいい。

お金を貯めるためだ。

 

そういう考えに至りました。

 

県内外問わず、好きな雑貨屋さんをピックアップ。

県外で稼ぐのもいいな~あの雑貨屋いいな~

県内に雑貨屋あったけ~ああ、あそこいいな~

その中のひとつが、エルフェでした。

 

就活をやめたあと、ぼんやりとリストアップして、将来を考えていました。

 

 

サークル引退、バイトを探そう

サークル第一で大学を過ごしてきたので、サークル引退後にバイトを本格的に探し始めました。

リストアップしていたところを一通り見ると、なんとエルフェが1日前くらいにスタッフ募集を出していたのです。

 

夜見つけたので翌日、朝イチで電話かけました。

出先で開店時間を待ったのを覚えています。

 

そして面接。

 

組織にはないであろう雰囲気。少人数。

ほかにはない感じが、新鮮で、たのしそうだった。

 

わくわくしながら面接終了後にうさぎのキーホルダーを買ったのを鮮明に覚えています。

 

そうして採用。

エルフェである程度働いて、お金貯めて、自分で雑貨屋を開こう。

 

だがしかし。そんな夢は半年で変わりました。

エルフェを引き継ぐことになったのでした。

 

変わった経緯はコチラから↓↓

「はじめまして!みちくさ雑貨屋エルフェです」

 

 

自分らしく生きるために自営業になった

卒業して、自営業になって、何度も後悔しました。

 

とにかくお金が無い。貯まらない。

 

従業員の生活が第一。そこは絶対守る。

ただ、本当にお金が無い…_(:3 」∠)_

 

会社員になればよかった。雇われになればよかった。

毎月安定した給料をもらいたかった。

泣きながらそう思ったこともたくさんありました。

正直、いまでも若干思うことはある。

ただ、思ったんです。

 

稼ぐために自営業になったんじゃない。

自分らしく生きるために自営業になったんだった。

 

そりゃ多少はお金は必要ですが、障がい持ちの私にとって大事なのは環境。

自分がちゃんと働ける環境があっての収入。

 

なので、結果的に自営業は正解だったと思います。

 

ただ、国際通り時代はかなり環境がスパルタでしたね…。

ある程度自由がきいたのでまだ働けましたが、いま考えたら結構スパルタ。

週一休みの給料ほぼ無し。

バイトより無いよ給料無いよ…_(:3 」∠)_ってなってました。

 

それでも生きていけたのは、自由な環境だったからだと思います。

やりたいことやらせてもらえてたし、数分でも休みたいときに休ませてもらえてた。

 

いまは比較する相手もいないし、売上の良し悪しも自分にすべて返ってくるので、多少はマシになりました。

 

私にとって「はたらく」には環境が第一でした。

 

 

自営業はたいへんだ。でも環境はいいとおもう。

ってなわけで。自営業は私にとって「稼ぐ」というより「環境」を優先した結果だと思います。

はじめは結果が出なくて自己嫌悪に陥りますが、自分を受け入れることでかなり楽になります。

「稼げない…会社員になった方が楽しかったかもしれない」って何度も思いますが、「いやいや、稼ぐために自営業なったわけじゃないし、はたらく環境のために自営業なったんだし」ってなってます。

 

せっかく会社に入っても働けなかったらしんどいですよね。

会社が、組織が合わなくて、、、身も心も壊したら元も子もないです。

身体と心が資本です。

 

かならず就職しないといけないわけでもないし、はたらき方は人それぞれだと思います。

自営業も選択肢にあっていいと思います。

 

ただ、稼ぎたいという人には、、、雑貨屋はおススメしません…_(:3 」∠)_

もし雑貨屋をして稼ぎたい!という方は、きちんと経営計画等立ててからをおススメします。

 

またいろいろブログで書けていければ~

 

というわけで私が自営業になったいきさつでした。

どこかのだれかのちょっとした参考になれれば幸いです。

 

ではまた~

 

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